永住資格のメリット|日本で安定した生活基盤を築くために

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はじめに

日本に暮らす外国人にとって、「永住資格」は大きな目標のひとつです。

在留期間や就労に制限のある在留資格と比べて、永住資格にはさまざまな利点があります。

ここでは、その主なメリットを整理してみましょう。

関連記事: 永住許可申請の現状と申請準備については、こちらの記事も参考にしてください。

在留期間の制限がなくなる安心

「永住」の在留資格を取得すると、在留資格の更新手続きは不要となり、日本での滞在に期限がなくなります。

つまり、在留を続けるための入管による審査は、「永住」の在留資格を取得した時点で、ある意味、完成形です。

在留カードの更新は必要ですが、在留資格の更新時の不安や都度の手続きから解放され、安心して長期的な生活を送ることができます。

就労の自由度が高まる

永住者は、就労に関しての制限がありません。

どのような職種・業種でも自由に働くことができ、転職や副業も可能です。

パート・アルバイト、正社員などの雇用形態についても原則制限はありません。

また、将来のキャリア選択の幅が大きく広がる点は大きなメリットです。

雇用側にとっても、仕事の内容、在留期限、雇用形態など、在留資格に適合しているかどうかなど、管理上リスクを軽減することができます。

社会的信用の向上

永住資格を持つことで、日本での社会的信用が高まります。

たとえば、住宅ローンや融資など、金融機関などの審査において有利に働くケースが少なくありません。

就職活動の際にも、雇用側に安心感を与える要素となります。

将来の安心と家族

永住資格は、予期せぬ出来事によって現在の在留資格を失うリスクを避けることができます。

例えば、就労ビザの場合は雇用先の事情による解雇、配偶者ビザの場合は離婚や死別といった状況でも、永住資格があれば在留資格を変更することなく、日本での滞在を続けることができます。

永住者本人だけでなく、家族にとっても大きなメリットがあります。

配偶者や子どもは、本人の資格に基づいているため、本人の在留資格が揺らぐと家族の在留も影響を受けます。

しかし、家族が「永住者」または「永住者の配偶者等」の在留資格を持つことで、予期せぬ出来事による在留資格喪失のリスクから守られ、安心して日本での生活を続けることができます。

永住資格は、本人と家族双方の長期的な生活の安心につながる大切な基盤です。

まとめ

永住資格がもたらすメリットは、日々の生活だけでなく、将来の安心にもつながります。

永住申請の現実については、【永住許可は簡単ではない?統計から見る申請の現実】も参考にしてください。

永住資格を取得することで、安心できる生活、就労の自由、社会的信用、そして家族の将来の安定を手に入れることができます。

日本で長く暮らし、安定した生活基盤を築いていくためには、永住資格を目指すことに大きな意義があります。

ステラと一緒にぜひ永住を目指しましょう!

当事務所では、福岡をはじめ、九州・中国地方(熊本、佐賀、長崎、大分、鹿児島、広島、岡山、山口、鳥取、島根)にお住まいの方からのご相談にも対応しております。

永住申請に向けた第一歩を踏み出したい方は、ぜひお気軽にご相談ください。

ご留意事項

出入国在留管理に関する情報は変更される場合がありますので、常に出入国在留管理庁の最新情報をご確認ください。

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